＜高視聴率の秘訣は？＞

まず、10minutesスタディ導入にあたって、店長にはSCに届いているお客様からのお叱りの電話やメールの内容を伝え、スタッフのマインドやスキルを向上させて、お客様の期待に応えられるSCになっていきましょう！という想いを伝えました。
導入時には「店長用10mintesスタディ活用ガイド」を作成してもらい、全店に配布しました。導入の最初の1週間で、まず店長に動画を見てもらうよう促し、1週間後に視聴状況を確認して、スタッフへの視聴を促してもらうよう依頼しました。 そこから1か月は、毎週視聴管理画面をプリントして店舗をまわり、たくさん視聴してくれている店舗のやり方をヒヤリングして視聴状況の悪い店舗の店長に伝えていきました。

＜導入後の効果は？＞

SCでは、2020年のコロナ禍以来、店長会もできず、研修もストップしていました。
入館研修も営業担当者が交代で行っていましたが、オペレーションのみ短時間で伝える方式に変わり、サービスやマナーについての基本的な研修ができていませんでした。 コロナ禍以降の2年間、お客様からのクレームが増えており、その対応策として10minutesスタディの導入を決めたのですが、正直クレームがなくなったわけではありません。
ただし、スタッフの誤った対応による二次クレームが減っています。 今後も入館時の研修の一環として、10minutesスタディを活用していこうと思います。

＜導入のきっかけは？＞

当社は、アウトレットモールを中心に、販売代行という形で多くの店舗を運営している会社です。したがって、当社の商品は「スタッフ」そのものです。遠く離れた店舗でも、継続的にスタッフ育成の仕組みをつくるために、ワンスアラウンド社には、2021年には講師の方と当社SVの掛け合いでサービス向上の為の動画を作成しました。そして、2022年には、10minutesスタディを活用した当社のオリジナル動画を、新人スタッフ向けに作成しました

＜導入後の効果は？＞

店長の仕事の重要な役割のひとつにスタッフ育成がありますが、実際には要因不足もあってシフト管理や人材採用に多くの時間をとられて、スタッフ教育までなかなか手が回らないのが現実でした。 いつでもどこでも、何度でも動画を見て学べる仕組みを整えたことで、スタッフの教育・研修に役立つとともに、店長が販売に集中する時間も確保できると期待しています。

少数スタッフで安定した実績を上げ続けているファッション雑貨店舗の店長様

＜どんなお店を目指していますか？＞

店長がいなくても、スタッフが自分で考え行動し、目標を達成できるお店を目指しています。

＜実際にどう活用しましたか？＞

10minutesスタディ推進リーダーを設定し、スタッフのキャリアに合わせて視聴してもらう動画を決めてもらっています。 たとえば、入社２か月目までに「サービスとマナー」「接客の流れ」「接客印象」、入社5か月目までに「アプローチ」「会話力」、そしてリーダーは「クレーム対応」というように決めています。 そして、ポイントは、業務内でも視聴を進められるように視聴日時を指定して、日報で見える化していることです。皆が見えるようにすることで、業務で視聴ができなかった時には翌日の引継ぎ事項に記入し流さないようにしています。

＜活用してみてどうでしたか？＞

10minutesスタディを活用するようになってから、入社２か月弱のスタッフの声のトーンや笑顔が良くなりました。 活用する前は、スタッフ人数がタイトな為、正直オペレーションを教えることが優先となり、接客指導に時間が取れていませんでしたが、10minutesスタディは、１コンテンツ10分なので、業務の隙間時間に見やすいこと、スタッフのキャリアに合わせて選択できるところが活用しやすいと思います。